継体天皇がまだ皇子のころ、冠を修理に出したのが起源といわれています。周囲を山々に囲まれ、良質な木材と漆の樹液を採取する優秀な漆掻きがいたことがその発達の秘密だそうです。

1500年の歴史を持つ越前和紙。日本で最初の藩札にも利用された。明治政府による太政官札も越前和紙でした。その透かしの技術は偽札防止にも役立っています。

海外からフランス料理のシェフが買い求めに来ているそうです。800度に熱した鋼をハンマーで叩く。鋼が冷えたら再度、加熱。そして叩く。日本古来の火づくり鍛造技術で手仕上げを守り続けています。

六古窯の一つ。平安時代に常滑焼の技術を導入したのがその起源といわれています。室町時代には北前船に乗って北は北海道、南は鳥取まで運ばれました。越前焼に使われる土は鉄分が多く、表面が赤黒、赤褐色に焼きあがるのが特徴です。

若狭塗は貝殻や卵の殻などを利用して模様をつくります。キラキラ光るのは貝殻です。若狭塗は分業をせず、ひとりの職人が60以上の工程を経て塗り上げます。それだけに職人の技が試されるのです。

奈良時代、渡来人である王仁族が伝えたとされる。オパール、石英などの原石を300度で焼き上げたのち、手作業で削って作り上げる。一日削れるのはわずか1センチだそうです。

幕末に幕藩改革を行った第16代福井藩主 松平春嶽公は、福井藩別邸を「養浩館」と名付けました。孟子の言葉「浩然の気を養う」に由来すると言われています。「浩然の気」とは、大らかな気持ちのことだそうです。福井の食と文化を楽しんで大らかな気持ちになって頂ければ幸甚です。

和食茶房 養浩館では、７つの福井の伝統工芸を店内の各所に装飾として取り入れております。福井の伝統工芸をお楽しみください。

福井駅西口から徒歩３分。ビジネスにも観光にも便利な立地でありながら、日常の喧騒を忘れて心安らげる美味と空間をご用意しています。記念日等のお食事はもちろん、ビジネスシーンでのご利用やご親族が集まる会食等、ぜひお気軽にご相談ください。